衛生点検業務
食品細菌検査
食中毒の発生は、細菌によるものがほとんどで、食品の微生物汚染を根絶する事が必要不可欠となっています。
食品細菌検査は、食品における細菌数の状況を検査するものです。食品の特性により検査の実施が求められる菌種は異なります。
弊社は検査対象の食品を速やかに回収・検査し、原材料や製品の汚染状況を迅速にご報告することで、大変好評を頂いております。
環境細菌検査
検査対象となる物品(調理器具、備品、または製造工程部分)の菌数測定を実施いたします。
測定の結果、状態の良くないものがあれば早急にご報告いたします。
理化学検査
食品の成分量やアレルギー物質等の分析を行います。
また、食品に添加されている保存料、甘味料、着色料、発色剤、漂白剤などの添加物を分析し、規格への適合性の検査も実施できます。
検査内容(一例)
食品添加物 検査 |
■ 保存料(安息香酸、ソルビン酸、デヒドロ酸) ■ 酸化防止剤(BHA、BHT、ビタミンC等) ■ 合成着色料 など |
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アレルギー 物質検査 |
■ 牛乳 ■ 甲殻類(えび・かに) ■ そば ■ 卵 ■ 小麦 ■ 落花生 |
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栄養成分検査 | ■ エネルギー(熱量) ■ 蛋白質 ■ 炭水化物 ■ ナトリウム・食塩相当量 ■ 灰分 ■ 食物繊維 など |
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抗菌性物質検査 | ■ テトラサイクリン系抗生物質 ■ サルファ剤類 ■ クロラムフェニコール |
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糞便検査
二次汚染と食品への病原微生物汚染を防止するため、食品従事者について月1回以上の定期実施をおすすめいたします。糞便検査は当社提携会社との連携により行います。
検査項目
・赤痢菌
・サルモネラ
・腸管出血性大腸菌(O157、O111、O26等)
・腸チフス・パラチフス
・ノロウイルス
・ロタウイルス
他
ノロウイルス検査
検査対象品目について、RT-PCR法によりウイルス汚染の有無を判定いたします(当社提携会社との連携により行います)。検査開始後7~10時間と短時間で結果を判定することが可能です。ノロウイルス糞便検査についても、月1回以上の定期実施をおすすめいたします。
検査対象品目
・糞便
・環境(拭き取り検査)
・食品(生カキ等)
異物鑑別検査・クレーム品検査
異味、異臭、拡張、異物の混入、カビなどの様々な食品のクレームがありますが、お客からのクレームに対応できるよう異物鑑別検査を実施しております。
残留農薬検査
平成18年5月よりポジティブリスト制度が施工され、約800種類の農薬等に対して残留基準が設定されました。当社では米や野菜、土壌の検査を実施しております。
DNA検査
玄米、精米、あるいはその加工品から抽出したDNA塩基配列パターンをデータベースと照合し、品種識別を行う米品種識別検査や、大豆、トウモロコシ、ジャガイモ(定性分析のみ)、及びその加工食品につき、遺伝子組み換え作物混入の有無を判定するGMO分析などを実施しています。
消費期限設定サポート(商品のクロスチェック)
国で定めるガイドラインにも示されているとおり,「食品の特性に配慮した客観的な項目(指標)」に基づく期限設定をお手伝いいたします。